0256 (右足の舟状骨:後方からの図)

J0256 (右足の舟状骨:後方からの図)
(図J0256 (右足の舟状骨:後方からの図); J0257 (右足の舟状骨:前方からの図); J0258 (右の楔状骨:後方からの図); J0259 (右の楔状骨:前方からの図)では、硝子軟骨で覆われた関節面が青く着色されています。)
以下は画像(Spalteholz, 1933 に基づく「舟状骨」)の要点です。
- 青く着色された部分は「関節軟骨で覆われた関節面」を示します。
- 左図:近位面。中央の広い関節面は距骨頭(Caput tali)と関節します。つまり「距舟関節」の距骨側に対応します。
- 右図:遠位面。3つの楔状骨(内側・中間・外側)に対応する関節面が並び、外側端では個体差で立方骨と接する小面がみられることがあります。
- 「舟状骨粗面(Tuberositas ossis navicularis)」は内側面の隆起で、後脛骨筋腱が停止します。図中では粗面と非関節性の粗造面が灰色調で示されています。
- まとめると、舟状骨は「近位は距骨頭、遠位は3楔状骨(+ときに立方骨)」と連結し、内側粗面は腱付着で非関節面です。足の内側縦アーチの要となる骨です。
アノテーション
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A02_0980(舟状骨[足の])Navicular bone→Os naviculare【舟状骨[足の]】Navicular bone (A02_5_12_001)
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A02_0945(距骨頭)Head of talus→Caput tali【距骨頭】Head of talus (A02_5_10_002)
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