距骨頭
距骨頭は、距骨の前方部分に位置する構造です。以下がその主な特徴です:
- 横楕円球状の突出部を持ち、前方に位置しています
- 舟状骨関節面で覆われています
- 後方内側には、苔状の細い隆起線があり、これが主要部との境界を形成しています
- この隆起線より後方内側の部分は舟状骨に接しておらず、底側距舟靱帯に接しています
- 足底面には3つの関節面があります:
- 舟状骨関節面
- 中踵骨関節面(最後方にある最大の関節面)
- 前踵骨関節面(比較的平坦で小さな楕円形の関節面)
距骨頭は、距骨全体の構造の中で、前方に突出した部分を指し、足の他の骨(特に舟状骨)との関節を形成する重要な役割を果たしています。
J0251 (右距骨:下方からの図)
J0252 (右距骨:上方からの図)
J0256 (右足の舟状骨:後方からの図)