0258 (右の楔状骨:後方からの図)

J0258 (右の楔状骨:後方からの図)
(図J0256 (右足の舟状骨:後方からの図); J0257 (右足の舟状骨:前方からの図); J0258 (右の楔状骨:後方からの図); J0259 (右の楔状骨:前方からの図)では、硝子軟骨で覆われた関節面が青く着色されています。)
画像の要点を説明します。
- これは右足の楔状骨群(内側・中間・外側)の関節面を強調した図です。青く塗られている部分が硝子軟骨で覆われた関節面を示します。
- 左図は後方からみたブロック状の模式。右図は前内側寄りからみた関節面の配置を強調しています。
番号対応(図中の日本語キャプションに合わせて)
- 01 内側楔状骨(第1楔状骨):舟状骨と第1中足骨に主に関節。内側縁はやや広く、底側で楔状に細くなります。
- 02(点線の頂点)舟状骨に対する関節面:三つの楔状骨が前外側へ向かう楔の頂で舟状骨と連結します。
- 03 立方骨に対する関節面:主に外側楔状骨と立方骨が接する小さな関節面で、足根遠位列の連続性に寄与します。
- 04 外側楔状骨(第3楔状骨):舟状骨と第2・第3中足骨に関節。立方骨への小関節面もあり、外側列との橋渡しをします。
機能的な見どころ
- 三つの楔状骨は足根横アーチの「楔」として働き、舟状骨を後方の頂点として前方の中足骨基部へ力を分散します。
- 外側楔状骨と立方骨の接触は外側列の剛性と可撓性のバランスに関与します。
アノテーション
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○→Ossa cuneiformia【楔状骨】Cuneiform bones (A02_5_13_000)