0389 (右足:わずかに下向き、横向きの位置、内外側方向からのX線像)

J0389 (右足:わずかに下向き、横向きの位置、内外側方向からのX線像)
拡大率:4:5. 図J0388 (右足:微妙な足底屈、横臥位、内外側方向からのX線像)までのポーズ
図の見方(J0389:右足のX線像)
- 撮影体位:右足をわずかに下向きにして側面寄りに投影。内外側双方の構造が重なりつつ見える設定です。
- 目的:足根骨どうしと中足骨基部の位置関係、距腿関節からショパール関節付近までのアラインメント確認。
主なラベル
- 01 脛骨 Tibia:距骨と距腿関節を作る荷重骨。
- 02 距骨 Talus:上方で脛骨と、下方で踵骨と関節。後方に「10 距骨後突起」。
- 03 舟状骨 Navicular:距骨の前方で、楔状骨群と連結。
- 04 中間楔状骨、05 内側楔状骨、06 外側楔状骨:第1〜3中足骨の基部と関節。縦アーチの要。
- 07 中足骨 I–V:前足部の柱。a〜eは第1〜第5の各骨。
- 08 種子骨(母趾):母趾中足骨頭底にある内外の2個。蹴り出し時の滑車作用。
- 09 腓骨 Fibula:外果として距腿関節外側を補強。
- 10 距骨後突起:屈筋腱の走行と関連。外側突起と内側突起を含む部。
- 11 踵骨 Calcaneus:距骨の下で後足部最大の骨。
- 12 載距突起 Sustentaculum tali:踵骨内側の棚状突起。距骨頭・距骨頸部を支持し、屈筋腱の滑走路となる。
- 13 立方骨 Cuboid:外側列で第4・第5中足骨と連結。長腓骨筋腱の滑車となる溝を持つ。
臨床的ポイント(簡潔)