大腿骨
大腿骨は、人体で最も長い管状骨で、以下のような特徴を持ちます:
- 長さは約40cmで、身長の約4分の1を占めます。
- 前方に軽く凸曲しており、立位時にはその遠位端が水平面上に位置します。
- 近位端(上端)には球状の突起があり、これが大腿骨頭です。
- 大腿骨頭と円柱状の大腿骨体をつなぐのが大腿骨頚です。
- 大腿骨頚と大腿骨体は、約125度の傾斜角を持って結合されています。
大腿骨は、太ももの骨格を形成し、股関節と膝関節の重要な構成要素となっています。歩行や走行など、下肢の運動に不可欠な役割を果たしています。
J0003 (大人の新鮮な右大腿骨の近位部、前方からの図)
J0004 (大人の新鮮な右大腿骨の近位部:前方からの後半部の前頭断図)
J0006 (大人の浸出された右大腿骨の近位端:前頭断面)
J0007 (成人の右大腿骨:腹面からの透視図)
J0010 (成人の浸出された大腿骨の扇型の緻密質)
J0015 (右大腿骨、上端部:前面断図)