
J0005 (大人の右側の脛骨の近位半分の背面および側面からの図)

J0008 (成人の浸出された右脛骨の遠位部分:前頭断図)

J0017 (右の脛骨、上部の端部:前面断図)

J0018 (右の脛骨と腓骨、下端部:前面断図)

J0243 (右の下腿骨の中央を上から見た断面図)

J0244 (右の脛骨と腓骨:前方からの図)

J0245 (右の脛骨と腓骨:後方からの図)

J0246 (右の脛骨と腓骨:上方からの図)

J0248 (右の脛骨と腓骨:下方からの図)

J0280 (脛骨:10歳の女の子の右下肢の骨の表現で、正面からの図)

J0282 (新生児の右足の骨:足の上部からの図)

J0340 (右の膝関節:背面からの図)

J0344 (右下脚の靱帯:前面からの図)

J0345 (右足の関節:後方からの図)

J0347 (右足の関節:内側からの図)

J0353 (右足の関節:足の関節、足の背面)

J0387 (右足:足底屈曲、背足底方向からのX線像)

J0389 (右足:わずかに下向き、横向きの位置、内外側方向からのX線像)

J0498 (右大腿の筋:腹側図)

J0499 (右大腿の筋:腹側図)

J0520 (右足背の表層筋)

J0521 (右足背の第二層の筋)

J0528 (右足の腱鞘)
脛骨 Tibia
脛骨は下腿を構成する2つの長管骨のうち、内側に位置する主要な荷重支持骨です。大腿骨に次いで人体で2番目に長い骨であり、体重を支え、立位や歩行における力学的負荷を担う重要な解剖学的構造です (Gray, 2020; Standring, 2021)。
解剖学的特徴
位置と関係
- 下腿の前内側部に位置し、外側には腓骨が並行して走行します (Standring, 2021)
- 近位端は膝関節の一部を形成し、大腿骨の内側顆および外側顆と関節します
- 遠位端は足関節(距腿関節)を形成し、距骨の滑車部と関節します
- 前面は皮下に位置し、筋肉による被覆がほとんどないため触診が容易です
- 後面には後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋などの深層屈筋群が付着します
形態学的特徴
- 全長:成人男性で約36.5cm、女性で約33.3cmです (Moore et al., 2019)
- 重量:体内の骨の中で大腿骨に次ぐ重量を持ち、その質量は約250-400gです
- 形状:骨幹部の横断面は三角柱状を呈し、三つの面(内側面、外側面、後面)と三つの縁(前縁、内側縁、骨間縁)を持ちます
- 前縁(脛骨稜):鋭く隆起し、皮下に直接触知できる重要な体表指標です
- 脛骨粗面:近位前面に位置する粗い隆起で、膝蓋腱(大腿四頭筋腱の延長)が付着する部位です
- 内側面:平滑で筋肉の付着がほとんどなく、皮下に位置します
- 後面:栄養孔を有し、ヒラメ筋線が斜走します
構造区分
近位端(上端)