0243 (右の下腿骨の中央を上から見た断面図)

J0243 (右の下腿骨の中央を上から見た断面図)
この図は、右下腿の中央(骨幹部)の水平断面を上から見たものです。腓骨(外側)と脛骨(内側)、その間の骨間膜の付着部が示されています。前後の方位も明記され、皮質骨の輪と内部の海綿骨の分布がわかります。
主要構造
- 01 腓骨(Fibula):体重支持は小さく、外側支持と筋の起始に重要。
- 02 脛骨(Tibia):下腿の主たる荷重骨。前内側は皮膚直下で触知容易。
- 06 骨間縁(腓骨)/06a 骨間縁(脛骨):ここに骨間膜が張り、前後の筋区画を分けます。
腓骨(外側)の稜と面
- 03 後縁(Margo posterior)
- 04 外側面(Facies lateralis)
- 05 前縁(Margo anterior)
- 06 骨間縁(Margo interosseus)
- 08 後面(Facies posterior)
- 09 内側稜(Crista medialis)
- 10 内側面(Facies medialis)
脛骨(内側)の稜と面
- 11 後面(Facies posterior):中央を走るソレウス線の領域に相当(図では面として表示)。
- 12 内側縁(Margo medialis)
- 13 内側面(Facies medialis):皮膚直下で打撲痛のいわゆる"弁慶の泣き所"。