0248 (右の脛骨と腓骨:下方からの図)

J0248 (右の脛骨と腓骨:下方からの図)
図の概要
- 右下腿骨(脛骨+腓骨)を「足側(下方)から」見た図です。前後方向の目印として「前/後」が記されています。距骨と接する脛骨下面(脛骨天蓋=plafond)や、内果・外果とその関節面が示されています
番号の説明
- 00 下腿骨(Ossa cruris):脛骨と腓骨の総称
- 01 腓骨(Fibula):外側の細い骨。遠位端が外果をつくる
- 02 脛骨(Tibia):内側の太い骨。遠位端に内果と脛骨下面の関節面がある
- 03 外果(Lateral malleolus):腓骨の突起。足関節の外側側副靭帯の付着や距骨外側面と関節形成
- 04 外果関節面(Articular facet of lateral malleolus):距骨の外側面と接する滑面
- 05 内果(Medial malleolus):脛骨の突起。足関節内側側副靭帯の付着や距骨内側面と関節形成
- 06 内果関節面(Articular facet on tibia for medial malleolus):距骨内側面と接する滑面
- 07 下関節面(Inferior articular surface of tibia, tibial plafond):距骨滑車の上面と接する脛骨遠位端の主要関節面。足関節の荷重を受ける
ポイント
- 視点は足底側から上を見上げる向きなので、図の「前」は体の前方、「後」は体の後方を示します。
- 外果は腓骨、内果は脛骨に属します。いずれも距骨との関節形成と靭帯付着に重要です
アノテーション
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