0265 (右の外側楔状骨:外側からの図)

J0265 (右の外側楔状骨:外側からの図)
(硝子軟骨で覆われた関節面は青く着色されています。)
- この図は「右の外側楔状骨(lateral cuneiform, 第三楔状骨)」を外側から見たもの。青色は硝子軟骨で覆われた関節面の慣例表示です。
- 注番号の対応
- 00:外側楔状骨そのもの。楔状の立体で、近位側で舟状骨、内側で中間楔状骨、遠位側で第2–4中足骨と連結します。ここでは外側面の関節面の形状がわかる視点です。
- 01:立方骨(cuboid)。外側楔状骨の外側縁と立方骨が接し、外側縦アーチ側の関節連鎖をつくります。
- 02:第4中足骨。外側楔状骨の遠位面の一部が第4中足骨と関節し、Lisfranc関節(足根中足関節)を形成します。
- 意味づけ
- 外側楔状骨は足の「中足列」の外側柱に属し、横アーチの中央付近を支えるキー骨。立方骨や第4中足骨との噛み合わせが、荷重時の横方向の安定性に寄与します。
- 観察ポイント
- 関節面の輪郭の違いで、どの骨と連結しているかを識別できます。外側(立方骨側)は広く、遠位(中足骨側)は分節化された面になりやすいのが特徴です。
アノテーション
00
A02_0984(外側楔状骨)Lateral cuneiform bone→Os cuneiforme laterale; Os cuneiforme tertium【外側楔状骨;第三楔状骨】Lateral cuneiform bone (A02_5_15_001)
01
A02_0985(立方骨)Cuboid bone→Os cuboideum【立方骨;方形骨】Cuboid bone (A02_5_16_001)
02
○→Os metatarsale IV【第4中足骨】Fourth metatarsal bone; 4th metatarsal bone (A02_5_17_001_4)