0209 (尺骨:内側からの図)

J0209 (尺骨:内側からの図)
10歳の女子の右上肢骨、倍率:1:2.(上腕骨と前腕骨のそれぞれから、近位と遠位の部分のみが描かれています。)
この図の説明
- 対象と視点
- 10歳の女子の右上肢骨を、約1/2の縮尺で描いた解剖学イラストです[1]。
- 個々の骨の一部(近位端・遠位端)と、手の骨の全体像が示されています[1]。
- 図番号と内容
- 上腕骨(humerus)
- 肩関節側(近位端)と肘関節側(遠位端)の形状を別々に描写。
- 近位端では上腕骨頭と結節、遠位端では滑車と小頭などの関節面の起伏が分かります。
- 尺骨(ulna)
- 内側(尺側)から見た前腕骨。肘頭や鉤状突起を含む肘関節面と、遠位端の茎状突起が確認できます。
- 橈骨(radius)
- 前面観。近位端の橈骨頭と頸、遠位端の幅広い関節面と茎状突起が示されています。
- 手骨(hand)
- 手根骨・中手骨・指骨を掌側から配置。手根骨の並びと中手から指先にかけての配列が分かる構図です。
- 学習のポイント
- 肘関節は「上腕骨 distal」×「尺骨・橈骨 proximal」で構成。上腕骨滑車は尺骨の滑車切痕と、小頭は橈骨頭と対応します。
- 前腕の回内・回外は主に橈尺関節(近位・遠位)で起こり、橈骨が尺骨の周りを回るイメージです。
- 小児骨は成長軟骨(骨端線)を含み、端部の輪郭が成人とやや異なる点に注意します。
- 本ページ内の関連
- 「上肢骨」や「上腕骨」「肘関節」など、関連する他図へのリンクがアノテーションにまとまっています。必要なら該当図を開いて比較しながら見ると理解が深まります[1]。
必要なら、各番号ごとにランドマーク(突起・窩・稜)の名称を注釈付きで追記します。
アノテーション
00
A02_0652(上肢骨)Bones of upper limb☆→Ossa membri superioris【上肢骨】Bones of upper limb (A02_4_00_001)
00a
A02_0739(尺骨)Ulna →Ulna【尺骨】Ulna (A02_4_06_001)