上肢骨
上肢の骨は、肩から指先までの骨を指します。これには鎖骨、肩甲骨、上腕骨、前腕骨、手骨が含まれます。具体的には以下の通りです:
- 鎖骨(Clavicle): 左右それぞれに1つあります。
- 肩甲骨(Scapula): 左右それぞれに1つあります。
- 上腕骨(Humerus): 左右それぞれに1つあります。
- 前腕骨(Forearm Bone): 橈骨と尺骨の2つからなります。
- 手骨(Carpals): 舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨、大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨の8つの骨があります。
- 中手骨(Metacarpals): 第一から第五までの5つの骨があります。
- 指骨(Phalanges): 各指には基節骨、中節骨、末節骨の3つの骨があり、全てで14本あります。
これらの骨は上肢の運動や手の複雑な動きに対応する構造を持っています。上肢の自由な動きは、胸鎖関節を介して体幹と連結していることにより可能になります。
J0208 (上腕骨:前方からの図)
J0209 (尺骨:内側からの図)
J0210 (橈骨:前方からの図)
J0211 (手:掌側からの図)
日本人のからだ(平田和明 2000)によると
上肢の長骨計測値を表4にまとめています。
表4 上肢の長骨計測値(右)