0631 (右大腿の表面静脈:前面からの図)

J0631 (右大腿の表面静脈:前面からの図)
(矢印はバルブの位置による流れの方向を示しています。)
この画像は「右大腿の表面静脈:前面からの図」を示しており、大腿部(太もも)の前面から見た表在静脈の解剖学的構造を詳細に示しています。画像内の主な構造は以下の通りです:
- 01. 膝蓋骨(Patella):膝の前面にある扁平な三角形の骨で、膝関節を保護しています。
- 02. 浅腹壁静脈(Vena epigastrica superficialis):腹部から大腿部に向かう表在静脈です。
- 03. 伏在裂孔(Hiatus saphenus; Fossa ovalis):大伏在静脈が深部静脈系に合流する開口部です。
- 04. 浅陰茎背静脈(Venae dorsales superficiales penis):陰茎の表面を走行する静脈です。
- 05. 外陰部動脈(Arteriae pudendae externae):大腿部から外陰部に向かう動脈です。
- 06. 深陰茎背静脈(Vena dorsalis profunda penis):陰茎の深部を走行する静脈です。
- 07. 大伏在静脈(Vena saphena magna):下肢の最も長い表在静脈で、足背から始まり大腿部を上行し、伏在裂孔を通って大腿静脈に合流します。
画像中の矢印は静脈弁の位置による血流の方向を示しています。静脈弁は血液が心臓に向かって一方向に流れるようにする役割を持っています。
アノテーション
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A02_0895(膝蓋骨)Patella☆ →Patella【膝蓋骨】Patella (A02_5_05_001)