0969 (右下腿の深部神経:前外側からの解剖学的観察)
図の基本情報
- 本図は、右下腿の深部神経を前外側方向から観察した解剖図である。
- 観察を容易にするため、長腓骨筋、趾伸筋群、および前脛骨筋が部分的に除去されている。
神経の走行と分布
- 総腓骨神経:腓骨頭の周囲を走行し、浅腓骨神経と深腓骨神経の2枝に分岐する。
- 浅腓骨神経:
- 内側足背皮神経と中間足背皮神経に分岐する。
- これらの枝は、足背部の皮膚の知覚を支配する。
- 深腓骨神経:前脛骨動脈に随伴して下行し、下腿前面の筋群の運動を支配する。
神経支配領域
深腓骨神経の終末分布
- 足背部において:
- 短趾伸筋と短母趾伸筋を運動支配する。
- 最終的に背側趾神経として終止する。

J0969 (右下腿の深部神経、前外側からの図)
(長腓骨筋、趾伸筋、および前脛骨筋の筋は部分的に除去され、引き裂かれています。)
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A01_0089(下腿;スネ) →Crus【下腿;スネ】Leg (A01_1_00_038)
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