踵骨
踵骨は以下の特徴を持つ足の骨です:
- 足根骨の中で最大の骨で、距骨の直下に位置しています
- 形状は前後に長い不規則な四角柱で、長軸は上前方と外側に向いています
- 後方部は下腿骨の後縁を越えて突出し、踵骨隆起という膨らみを形成します
- 前方には載距突起があり、距骨と関節を形成します
- 上面には距骨と関節する複数の面があります
- 前面は立方骨と関節面を持ちます
- 外側面には腓骨筋滑車と長腓骨筋腱溝が存在します
- 内側面の載距突起は、距骨溝とともに足根洞を形成します
踵骨は足の構造において重要な役割を果たし、体重を支えるとともに、歩行や走行時の衝撃を吸収します。
J0019 (右の踵骨:外側からの矢状断図)
J0253 (右の踵骨、上方からの図)
J0254 (右の踵骨:内側からの図)
J0255 (右の踵骨:外側から少し上方からの図)