0500 (右殿部の筋:外側からの図)

J0500 (右殿部の筋:外側からの図)
添付された「右殿部外側の筋」の解剖図について説明します。この図は右側の殿部(お尻)と大腿(太もも)上部の筋肉構造を外側から見た解剖図です。
主要な筋肉:
- 01. 中殿筋:殿部の外側上部に位置し、大腿骨の大転子に付着します。歩行時の骨盤の安定性に重要です。
- 02. 大殿筋:殿部の外側面の大部分を占める大きな筋肉で、大腿の伸展に関わります。
- 03. 殿溝:大殿筋の下縁に沿って走る溝状の構造です。
- 04. 半腱様筋:大腿後面の内側に位置し、膝関節の屈曲と内旋に関わります。
- 05. 大腿二頭筋:大腿後面の外側に位置し、膝関節の屈曲と外旋に関わります。
骨性指標(ランドマーク):
- 06. 腸骨稜:殿部上縁の重要な骨性指標です。
- 07. 上前腸骨棘:前方の重要な骨性指標です。
- 10. 大転子:大腿骨近位部の外側に突出している骨性構造です。
その他の筋肉:
- 08. 縫工筋:大腿の前面から内側に斜めに走る長い筋肉です。
- 09. 大腿筋膜張筋:大腿の外側前面に位置し、腸脛靭帯に連続します。
- 11. 大腿直筋:大腿四頭筋の一部で、大腿前面に位置します。
- 12. 皮膚:身体の表面を覆う組織です。
- 13. 外側広筋:大腿四頭筋の一部で、大腿の外側に位置します。