0503 (右大腿の筋:背面からの図)

J0503 (右大腿の筋:背面からの図)
図の説明(J0503 右大腿の筋:背面)
この図は右大腿を後面(背面)から見た筋の層構造を示しています。殿部から膝窩までの表在筋と深層筋、ならびに腱や靱帯の位置関係がわかります。
- 06 中殿筋:骨盤外側上部を覆う外転筋。大腿を外転し、骨盤の安定に重要。
- 07 大殿筋:殿部の大部分を占める伸展筋。股関節伸展と外旋に働く。
- 08 大転子(大腿骨):殿筋群や外旋筋の停止部となる骨性ランドマーク。
- 09 皮膚(切除表示):表層の覆い。図では皮膚と脂肪層が除かれ筋が露出。
- 10 腸脛靱帯:大腿外側を走る強靱帯。膝の外側安定性に寄与。
- 01 大内転筋:大腿後内側の大筋。股関節内転と伸展に関与。
- 02 薄筋:最内側を縦走する細長い筋。股関節内転、膝屈曲に関与。
- 03 半膜様筋:ハムストリングスの内側深層。膝屈曲、股伸展。
- 04 半腱様筋:ハムストリングスの内側表在。膝屈曲、股伸展。
- 11 大腿二頭筋(全体):ハムストリングスの外側。股伸展と膝屈曲、下腿外旋。
- 12 大腿二頭筋 長頭:坐骨から起こる部分。ハムストリングスに属す。
- 13 大腿二頭筋 短頭:大腿骨から起こる外側頭。主に膝屈曲に寄与。
- 14 足底筋:細い腱を持つ小筋。膝窩で腓腹筋の近くに位置。
- 15 大腿二頭筋腱:膝窩外側へ向かう腱。腓骨頭へ停止。
- 16 腓腹筋:下腿三頭筋の表在二頭。膝の後面から起こり足関節底屈。