0141 (右側の第一および第二肋骨:上外側からの図)

(軟骨で覆われた関節面は青く着色されています。)
この画像は「右側の第一および第二肋骨:上外側からの図」を示しています。図中には以下の解剖学的構造が番号付けされています:
- 01. 第一肋骨(Costa prima [I]):胸郭の最上部に位置する短く湾曲した骨です。
- 02. 前斜角筋結節(Tuberculum musculi scaleni anterioris):第一肋骨上にある前斜角筋の付着部となる隆起です。Lisfranc結節とも呼ばれます。
- 03. 鎖骨下動脈溝(Sulcus arteriae subclaviae):第一肋骨上を通過する鎖骨下動脈のための溝です。
- 04. 肋骨頭(Caput costae):肋骨の後端部で、椎体と関節する部分です。
- 05. 肋骨結節(Tuberculum costae):肋骨頭の外側にあり、椎骨横突起と関節する隆起です。
- 06. 第二肋骨(Costa secunda [II]):第一肋骨の下に位置する肋骨です。
- 07. 前鋸筋粗面(Tuberositas musculi serrati anterioris):第二肋骨上にある前鋸筋の付着部となる粗い表面です。
画像では、軟骨で覆われた関節面が青色に着色されています。この図はW.Spalteholzのアトラス、13巻の図140、141(1933年)から引用されています。
アノテーション
00
A02_0608(肋骨[1-12])Ribs [I-XII] →Costae [I-XII]【肋骨[1-12]】Ribs [I-XII] (A02_3_01_001)
01
A02_0626(第一肋骨)First rib [I] →Costa prima [I]【第一肋骨】First rib [I] (A02_3_02_014)