J0293 (腰椎体と靭帯：後方からの図)

（椎弓はその根元で切断されています。）

この画像は「腰椎体と靭帯：後方からの図」を示しています。椎弓はその根元で切断されており、腰椎の後方からの解剖学的構造を明瞭に観察できます。

図中で標識されている主要な構造は以下の通りです：

00 - 椎体（Vertebral body）：脊椎の前方部分を構成する円柱状の骨部分です。脊椎の主要な支持構造として機能します。
01 - 椎間円板（Intervertebral disc）：隣接する椎体間に位置する線維軟骨性の構造で、クッションとして機能し、脊柱の動きを可能にします。
02 - 椎弓根（Pedicle of vertebral arch）：椎体と椎弓を連結する短い骨性の橋です。
03 - 後縦靱帯（Posterior longitudinal ligament）：脊柱の後面に沿って走る靱帯で、椎体の後面を支持し安定させる役割を果たします。

この図はW.Spalteholzのアトラス（1933年）から引用されており、腰椎の後方構造と靱帯の重要な解剖学的関係を示しています。

A02_0529（椎体）Vertebral body →Corpus vertebrae【椎体；椎骨体】Vertebral body; Body of vertebra (A02_2_01_002)

A03_0153（椎間円板）Intervertebral disc→Discus intervertebralis; Fibrocartilagines intervertebrales【椎間円板；椎間線維軟骨】Intervertebral disc (A03_2_02_003)