椎間円板 Discus intervertebralis

椎間円板は、脊椎の隣接する2つの椎体間に位置する繊維軟骨性の円盤状構造です。脊柱全長の約1/4を占め、解剖学的特徴と臨床的意義は以下の通りです(Roberts et al., 2008):

  1. 解剖学的構造:
  2. 解剖学的特徴:
  3. 生体力学的機能:
  4. 臨床的意義:
  5. 運動時の生体力学:

椎間円板は加齢とともに変化し、20代をピークに水分含有量が減少し、弾性が低下します(Boos et al., 2002)。この生理的変化は画像診断上の所見と必ずしも症状が一致しないことに注意が必要です。脊柱の柔軟性と安定性の維持に不可欠な組織であり、その機能障害は様々な脊椎疾患の病態生理の基盤となります(Raj, 2008)。

参考文献