足の下伸筋支帯
足の下伸筋支帯は、以下の特徴を持つ解剖学的構造です:
- 足背筋膜の近位部が肥厚したものです。
- 踵骨外側面の前上部から始まり、内果と内側楔状骨に向かってY字形を描きます。
- 下腿十字靱帯とも呼ばれます。
主な特徴:
- 外側脚:最も強固で、第3脛骨筋、長趾伸筋、短趾伸筋の腱を包み込みます(ワナ靱帯とも呼ばれます)。
- 上内側脚:比較的弱く、長母趾伸筋と前脛骨筋の腱を覆います。
- 下内側脚:最も弱く、主に長母趾伸筋を覆います。
この構造は、足の伸筋群の腱を適切な位置に保持し、足の動きを安定させる重要な役割を果たしています。
J0509 (右下腿の筋:腓側からの図)
J0510 (右下腿の筋、前面からの図)
J0511 (右下腿の筋(第2層):前方からの図)
J0520 (右足背の表層筋)
J0521 (右足背の第二層の筋)