0026 (右の側頭骨:外側からの図)

J0026 (右の側頭骨:外側からの図)
この図は「右の側頭骨:外側からの図」を示しています。側頭骨は頭蓋骨の一部で、外耳や中耳、内耳などの聴覚器官を含む重要な骨です。
図の主な構造と特徴:
- 側頭骨は主に鱗部(02a)、鼓室部(03)、乳様部(01)からなります。
- 鱗部(02a)は薄く平らな部分で、頭頂縁(04)や蝶形骨縁(16)と接しています。
- 外耳道(14)は外から中耳へ続く管で、音を伝える通路です。
- 乳様突起(12)は頭蓋骨の下部にある目立つ突起で、胸鎖乳突筋が付着します。
- 頬骨突起(17)は側頭骨から前方に伸び、頬骨と結合して頬骨弓を形成します。
- 下顎窩(20)は下顎骨の関節頭と関節する窪みで、顎関節の一部を形成します。
- 茎状突起(24)は細長い突起で、いくつかの筋肉や靭帯の付着部となっています。
この図は解剖学的に右側の側頭骨を外側から見た様子を示しており、医学教育や解剖学の学習に用いられる重要な参考図です。
アノテーション
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A02_0291(側頭骨)Temporal bone →Os temporale【側頭骨】Temporal bone (A02_1_06_001)