腓腹筋

腓腹筋は下腿の後側の浅層に位置し、ヒラメ筋と共に下腿三頭筋と呼ばれます。この筋肉は大腿骨の内側上顆(内側頭)と外側上顆(外側頭)から始まります。その筋腱はヒラメ筋と合流し、アキレス腱(踵骨腱)を形成し、踵骨隆起で終止します。腱が踵骨の後面上部に接近する部分には滑液包が存在します。腓腹筋は脛骨神経によって支配され、足の底屈と膝関節の屈曲を引き起こします。また、ガストロクネミウスはラテン語から来ており、「gastro」は腹部を膨らませることを、「gkneme」は脚やスネを意味します。