0857 (第三脳室脈絡組織:上方から剖出)

J0857 (第三脳室脈絡組織:上方から剖出)
(標本は図J0854 (側脳室および側脳室脈絡叢を剖出:脳の上方からの図)と同様に剖出されています。ただし、脳弓体が前方から切断され、後方に折り返されます。側脳室脈絡組織。後部は脳弓ヒモで分離されます。)
第三脳室脈絡組織の解剖学的特徴
- 標本は脳弓体が前方から切断され、後方に折り返された状態で剖出されている。
- 側脳室脈絡組織の後部は脳弓ヒモによって分離されている。
- 脳梁、透明中隔、線条体、脳弓柱などの構造が観察される。
- 側脳室の中心部、下角、前角が識別できる。
重要な血管系
- 上視床線条体静脈、前脈絡叢動脈、脈絡叢静脈が第三脳室周辺に存在する。
- 前透明中隔静脈、内大脳静脈、大大脳静脈(ガレン大静脈)といった静脈系が確認できる。
脈絡組織と関連構造
- 側脳室脈絡叢、脈絡糸球、第三脳室脈絡組織が明確に示されている。
- 分界条や脳弓交連、脳弓ヒモ、脳弓脚などの周辺構造も観察される。
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A14_1156(脳梁)Corpus callosum →Corpus callosum【脳梁】Corpus callosum (A14_1_09_241)