0855 (第三脳室:上方からの図)

J0885 (脳の冠状断、左半分、前交連より前を通る:後方からの断面図)
第三脳室は上から開いています(図J0854 (側脳室および側脳室脈絡叢を剖出:脳の上方からの図)のように剖出)。その後、脳梁とともに弁蓋の大部分が除去されました。左側では下角が開き、右側では、大脳基底核のさらなる除去により、海馬とその周囲が完全に露出しています。
第三脳室の解剖学的特徴
- 第三脳室は上から開いた状態で表示されており、脳梁と弁蓋の大部分が除去されている。
- 左側では側脳室の下角が開かれ、右側では大脳基底核がさらに除去され、海馬とその周囲が完全に露出している。
- 第三脳室の構造として、透明中隔腔、透明中隔板、手綱三角、手綱交連などが観察できる。
側脳室との関係
- 側脳室の前角(前頭角)、下角(側頭角)、後角(後頭角)が観察できる。
- 下角には海馬指、海馬、歯状回、海馬采などの重要な構造が露出している。
- 後角には鳥距(calcar avis)と呼ばれる特徴的な突起が見られる。
周辺構造
- 脳弓柱、視床髄条、視床枕、前交連などの脳の深部構造が観察できる。
- 大脳の各葉(前頭葉、側頭葉、後頭葉)との位置関係も示されている。
アノテーション
01
A14_1156(脳梁)Corpus callosum →Corpus callosum【脳梁】Corpus callosum (A14_1_09_241)