ヒラメ筋
ヒラメ筋は、下腿後部の浅層に位置する重要な筋肉です。その主な特徴は以下の通りです:
- 位置:下腿後部の浅層に存在し、主に腓腹筋に覆われています。
- 起始:腓骨頭、腓骨後面、ヒラメ筋腱弓、脛骨内側縁。
- 停止:アキレス腱を介して踵骨隆起。
- 構造:複合羽状筋。前方の腱様膜により浅層の筋肉層に分かれています。
- 神経支配:脛骨神経。
- 機能:足関節の底屈。腓腹筋と足底筋と共に、歩行時に地面を後方に蹴る力を生成します。
ヒラメ筋は、その大きさと力強さから「下腿の第二の心臓」とも呼ばれ、直立姿勢や歩行時の姿勢維持に重要な役割を果たしています。
J0250 (右の脛骨と腓骨、筋の起こる所および着く所:後方からの図)
J0508 (右膝の筋:腓側からの図)
J0509 (右下腿の筋:腓側からの図)
J0510 (右下腿の筋、前面からの図)
J0512 (右の下腿の筋:後方からの図)