大腿直筋
大腿直筋は、大腿四頭筋の一部で、大腿前面の中央浅層に位置する筋肉です。主な特徴は以下の通りです:
- 起始:
- 直頭:下前腸骨棘
- 反転頭:寛骨臼上縁および股関節包
- 走行:大腿前面を縦走
- 停止:膝蓋骨の上縁(膝蓋靭帯を形成)
- 両側の線維は膝蓋骨の両側に放射状に広がり、膝蓋支帯となる
大腿直筋は、大腿四頭筋の他の3つの筋(内側広筋、外側広筋、中間広筋)と協調して働き、主に膝の伸展を担います。加えて、股関節の屈曲にも寄与します。
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0395-0401 (筋の形状)
J0495 (右大腿の筋:腹側からの図)
J0496 (右大腿の筋:腹側からの図)
J0497 (右大腿の筋:腹側からの図)
J0498 (右大腿の筋:腹側図)
J0500 (右殿部の筋:外側からの図)