載距突起 Sustentaculum tali
載距突起は、踵骨の内側面から内方へ突出する棚状の骨性突起で、距骨を下方から支持する重要な解剖学的構造です(Sarrafian, 1993)。

J0253 (右の踵骨、上方からの図)

J0254 (右の踵骨:内側からの図)

J0271 (右足の骨:内側からの図)

J0273 (右足の骨:足底からの図)

J0347 (右足の関節:内側からの図)

J0349 (右足の関節:足の背面からの図)

J0351 (右足の関節:足底側からの図)

J0389 (右足:わずかに下向き、横向きの位置、内外側方向からのX線像)
解剖学的特徴
位置と形態
- 踵骨体部の内側面から水平方向に突出する棚状突起
- 距骨頭の内側部を下方から支える台座を形成(Standring, 2020)
- 長さは約15-20mm、幅は約10-15mm程度
関節面
- 上面:中距骨関節面(距骨下関節の中部を構成)
- 前方:前距骨関節面の一部(距骨下関節の前部を構成)
- これらの関節面は距骨下関節を構成し、距骨との間で内反・外反運動を可能にする(Sarrafian, 1993)
腱と靭帯の付着
- 下面:長母趾屈筋腱が走行する溝を形成(Standring, 2020)
- 内側面:底側踵舟靭帯(spring ligament)の付着部(Hintermann et al., 2013)
- 後脛骨腱:載距突起の下縁を通過し、舟状骨に付着(Hintermann et al., 2013)
臨床的意義
機能的役割
- 距骨頭の内側部を支持し、足のアーチ(特に内側縦アーチ)の維持に重要(Hintermann et al., 2013)
- 荷重時の力学的ストレスを分散