肘頭
肘頭は以下のような特徴を持つ解剖学的構造です:
- 尺骨の近位端(上端部)に位置する骨の隆起
- 肘の後方に存在し、肘の端を形成する
- 滑車切痕の後上方に位置し、丸みを帯びた形状をしている
- その先端は前方に湾曲し、滑車切痕の屋根を形成する
- 上腕三頭筋の停止部位となっている
肘頭は肘関節の重要な構成要素であり、上腕骨と尺骨の関節運動に深く関与しています。
J0177 (右の尺骨:前方からの図)
J0178 (右の尺骨:橈側からの図)
J0317 (右肘関節:後方からの図)
J0318 (右の肘関節は伸ばされ、上腕骨の滑車の軸に対して垂直に切断:尺側からの図)
J0367 (右肘関節:伸展、手の回内、手根背側方向からのX線像)
J0369 (右の肘関節:手の回内時に伸ばされた橈尺方向からのX線像)