J0947 (右上腕の筋神経：後方からの図)

(三角筋、上腕三頭筋外側頭および肘筋からは部分が切り取られています。)

この画像は「右上腕の筋神経：後方からの図」を示しており、解剖学的な視点から上腕部の筋肉と神経の構造を後方から詳細に描写しています。

主な解剖学的構造:

上部の筋肉構造: 棘下筋(01)、小円筋(02)、大円筋(03)が上部に位置しています。
上腕三頭筋: 長頭(04)、外側頭(08)、内側頭(09)の三つの頭から構成され、上腕の後面を覆っています。
神経分布: 橈骨神経(06)が上腕を走行し、周囲の筋肉に筋枝(07)を送っています。腋窩神経の筋枝(14)は三角筋に分布し、上外側上腕皮神経(15)を分枝しています。また、後前腕皮神経(17)が皮膚感覚を支配しています。
その他の構造: 広背筋(05)、僧帽筋(11)、肩峰(12)、三角筋(13)、外側上腕筋間中隔(16)、上腕筋(18)、肘筋(19)、腕橈骨筋(20)、長橈側手根伸筋(21)、肘頭(22)などが図示されています。

注目すべき点として、三角筋、上腕三頭筋外側頭、および肘筋の一部が切除されており、これにより深部構造がより明確に観察できるようになっています。

A01_0073（上腕；ニノウデ） →Brachium【上腕；ニノウデ】Arm; Upper arm (A01_1_00_022)

A04_0381（棘下筋）Infraspinatus muscle →Musculus infraspinatus【棘下筋】Infraspinatus muscle (A04_6_02_008)