0469 (右上腕の筋:背面図)

J0469 (右上腕の筋:背面図)
(三角筋を除く。)
この図は「右上腕の筋:背面図」を示しています。三角筋を除いた状態で、右上腕の背面から見た筋肉の解剖学的構造を詳細に表しています。
図に示されている主な構造物は以下の通りです:
- 01. 棘上筋:肩甲骨の棘上窩から起始し、上腕骨大結節に停止する筋肉です。
- 02. 肩甲棘:肩甲骨の後面にある突起で、肩甲骨を上下に分ける重要な構造です。
- 03. 棘下筋:肩甲骨の棘下窩から起始し、上腕骨大結節に停止する筋肉です。
- 04. 大円筋:肩甲骨下角から起始し、上腕骨小結節稜に停止する筋肉です。
- 05. 上腕三頭筋:上腕の後面を占める大きな筋肉で、主に肘関節の伸展に関わります。
- 06. 長頭(上腕三頭筋の):上腕三頭筋の一部で、肩甲骨関節下結節から起始します。
- 07. 肩峰:肩甲骨の外側上方に位置する突起で、肩関節を保護します。
- 08. 大結節(上腕骨の):上腕骨近位端の外側にある隆起です。
- 09. 小円筋:肩甲骨外側縁から起始し、上腕骨大結節に停止する筋肉です。
- 10. 外側腋窩隙:四角間隙とも呼ばれる解剖学的間隙です。
- 11. 内側腋窩隙:三角間隙とも呼ばれる解剖学的間隙です。
- 12. 外側頭(上腕三頭筋の):上腕三頭筋の一部で、上腕骨後面から起始します。
これらの筋肉は肩関節や上腕の動きに重要な役割を果たしています。特に肩甲骨周囲の筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋など)は肩関節の安定性に寄与し、上腕三頭筋は肘関節の伸展に関わる主要な筋肉です。