仙骨
仙骨は、以下の特徴を持つ骨です:
- 第1から第5仙椎が成人で癒合して形成され、骨盤の後壁を構成する
- 元の仙椎構造が変化し、棘突起が正中仙骨稜に、関節突起が中間仙骨稜に、横突起が外側仙骨稜となる
- 前仙骨孔と後仙骨孔があり、片側に4対(計8個)の仙骨孔が存在し、脊髄神経の前枝と後枝が通過する
- 外側の耳状面が腸骨の耳状面と関節を形成する
- 仙骨底(上端)の前方に岬角という突出部がある
仙骨は骨盤の重要な構成要素であり、脊柱と骨盤を連結する役割を果たしています。
J0130 (仙骨:前面および下方からの図)
J0131 (仙骨:後上方からの図)
J0132 (仙骨:上方からの図)
J0133 (仙骨の二対の仙骨孔を通るレベルでの断面図)
J0134 (仙骨と尾骨:右側からの図)
J0153 (新生児の環椎:上方からの図)