0827 (脊椎管内の被鞘と下部脊髄端、背面からの図)
図の概要
- 胸椎、腰椎、仙椎の弓部が除去され、硬膜が長さ方向に切り開かれ、クモ膜はほとんど取り除かれた状態を示している。
主要な解剖学的構造
- 脊髄円錐が末端部分に位置しており、明確に観察される。
- 馬尾が、脊髄円錐の下方に広がっている。
- 脊髄は、脊髄硬膜と脊髄クモ膜によって包まれている。
神経の配置
- 胸神経(T12)から仙骨神経(S5)までの神経根が、順序正しく配列されている。
- 各脊髄神経は、前枝(腹側枝)と後枝(背側枝)に分岐している。
- 各神経根には、脊髄神経節が存在する。
- 最下端に、尾骨神経が位置している。

J0827 (脊椎管内の被鞘と下部脊髄端、背面からの図)
(胸椎、腰椎、仙椎の弓部が除去され、硬膜が長さ方向に切り開かれて部分的に折り返され、クモ膜はほとんど取り除かれています。)
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A14_0084(脊髄)Spinal cord△ →Medulla spinalis【脊髄】Spinal cord (A14_1_02_001)
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A14_0048(脊髄硬膜)Spinal dura mater△ →Dura mater spinalis【脊髄硬膜】Spinal dura mater (A14_1_01_111)