0815 (下部脊髄の終端と神経根:前方からの図)

J0815 (下部脊髄の終端と神経根:前方からの図)
(硬膜は開かれ、横に引き寄せられ、クモ膜は取り除かれています。左側では、第一および第二腰神経の前部の根からの部分が切り取られています。)
解剖学的構造
- 硬膜は開かれて横に引き寄せられており、クモ膜は除去された状態を示している。
- 脊髄円錐(conus medullaris)から終糸(filum terminale)が下方へ伸びている。
- 馬尾(cauda equina)が明瞭に観察できる。
神経根の特徴
- 左側の第1および第2腰神経の前根部分が切除されている。
- 脊髄神経は、前根(運動根)と後根(感覚根)を持つ。
- 脊髄神経節は、感覚性神経節として存在する。
神経の配置
- 第1仙骨神経から尾骨神経まで、下部脊髄の神経根が整然と配列されている。
- 脊髄硬膜は、その終端で脊髄硬膜糸として終わる。
アノテーション
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A14_0084(脊髄)Spinal cord△ →Medulla spinalis【脊髄】Spinal cord (A14_1_02_001)