0814 (脊髄:後方からの図)
解剖学的構造
- 脊髄の後方からの図で、菱形窩から尾骨神経までの構造が示されている。
- 後正中溝と後索(背側索)は脊髄の後面に位置する。
- 後索は主に薄束(ゴル索)と楔状束(ブルダッハ索)から構成される。
主要な膨大部と終末部
- 頚膨大は上肢の神経支配を担う領域に位置する。
- 腰仙膨大は下肢の神経支配を担う領域に存在する。
- 脊髄は脊髄円錐で終わり、その後馬尾として続く。
神経根の配置
- 神経根は頚神経(C1-C8)、胸神経(T1-T12)、腰神経(L1-L5)、仙骨神経(S1-S5)、尾骨神経の順に配列する。
- 脊髄全体は硬膜により保護されている。

J0814 (脊髄:後方からの図)
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A14_0084(脊髄)Spinal cord△ →Medulla spinalis【脊髄】Spinal cord (A14_1_02_001)
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A14_0532(菱形窩)Rhomboid fossa△ →Fossa rhomboidea【菱形窩;第四脳室底】Rhomboid fossa; Floor of fourth ventricle (A14_1_05_702)