0327 (右側の仙腸関節:前頭断、前面からの後半部分の図)

J0327 (右側の仙腸関節:前頭断、前面からの後半部分の図)
この画像は右側の仙腸関節の前頭断面図で、前面から見た後半部分を示しています。画像には以下の構造が番号付きで示されています:
- 01. 骨間仙腸靱帯(Interosseous sacro-iliac ligament):仙骨と腸骨の間に位置する強靭な靱帯で、両骨を強固に結合しています。
- 02. 腸骨(Ilium):寛骨の上部を構成する骨で、仙骨と関節を形成しています。
- 03. 後仙腸靱帯(Posterior sacro-iliac ligament):仙腸関節の後部を補強する靱帯です。
- 04. 仙骨管(Sacral canal):仙骨内を通る管状構造で、脊髄の末端部を含みます。
- 05. 仙骨(Sacrum):脊柱の下部を構成する、5つの癒合した仙椎からなる骨です。
- 06. 関節腔(仙腸関節の)(Articular cavities of sacroiliac joint):仙骨と腸骨の間にある関節腔です。
- 07. 前仙腸靱帯(Anterior sacro-iliac ligament):仙腸関節の前部を補強する靱帯です。
この仙腸関節は、骨間仙腸靱帯、前仙腸靱帯、後仙腸靱帯によって強固に支えられており、非常に安定した関節となっています。この関節は微小な動きしか許容せず、骨盤の安定性に重要な役割を果たしています。
アノテーション
00
A03_0298(仙腸関節)Sacroiliac joint→Articulatio sacroiliaca【仙腸関節】Sacroiliac joint (A03_6_03_001)
01
A03_0300(骨間仙腸靱帯)Interosseous sacro-iliac ligament →Ligamentum sacroiliaca interossem【骨間仙腸靱帯】Interosseous sacro-iliac ligament (A03_6_03_003)