下鼻甲介
下鼻甲介は、鼻腔内に存在する以下のような特徴を持つ骨構造です:
- 左右1対の独立した小骨で、鼻腔内に位置しています。
- 吸気の加湿と濾過において重要な役割を果たしています。
- 中鼻甲介と形状が類似していますが、より大きく、鼻腔外側壁の下方に付着しています。
- 内側面は鼻腔内に向かって膨らんだ粗面で、下縁は外側にやや巻いています。
- 上縁には涙骨突起、上顎突起、篩骨突起が存在します。
- 篩骨、涙骨、上顎骨、口蓋骨と関節を形成しています。
- 海綿状骨板と肥厚した粘膜骨膜により、熱交換のための豊富な血管床を含んでいます。
J0042 (右の篩骨迷路:内側からの図)
J0044 (篩骨、垂直板:左方からの図)
J0045 (右下鼻甲介:内側からの図)
J0046 (右下鼻甲介:外側からの図)
J0051 (鋤骨:左方からの図)
J0052 (鋤骨:前面からの図)