栄養孔
栄養孔は、骨に存在する開口部や穴で、以下の特徴があります:
- 直径1〜2mmの円形の穴で、骨の表面に点在しています
- 血管や神経が通り抜け、骨に栄養を供給する役割があります
- 骨質を貫通し、髄腔(骨髄を収容する空洞)に達しています
- 主に骨髄を養う動脈が入り、静脈は骨髄と骨からの老廃物を運び出します
- 新しく生成された血球を末梢血流に送り出す役割も果たします
栄養孔の数や位置は骨によって異なり、個体差も大きいです。例えば、椎骨では椎体の表面に多くの栄養孔が見られますが、その配置は多様です
J0005 (大人の右側の脛骨の近位半分の背面および側面からの図)
J0166 (右の鎖骨、下方からの図)
J0169 (右上腕骨:前方からの図)
J0170 (右上腕骨:後方からの図)
J0177 (右の尺骨:前方からの図)
J0180 (右側の橈骨:背側からの図)