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目次(神経系) 、III. 脳神経 Nervi capitales, Hirnnerven

A14_1482(三叉神経[脳神経V])Trigeminal nerve [V]
基本構造
主要な枝の特徴
臨床的意義







図517(**下顎神経の分枝:**外側から描写。また、顔面に分布する眼神経と上顎神経の枝も示す)


三叉神経は50束からなる太い知覚性根(大部Portio major)と、細い運動性根(小部Portio minor)をもって橋を離れる(図417(脳底の図))。次いで硬膜の三叉神経孔を通り半月神経節腔に達する。この腔内で知覚性根が膨らみ、脊髄神経節に相当する強大な半月神経節Ganglion semilunare(Gasseri)を形成する。運動性根はその内側面に位置し、脊髄神経における運動性根と知覚性根の関係と同様である(図417(脳底の図))。

Fernerによれば、半月神経節は長さ17~20mm、幅5mm、厚さ3mmで、側頭骨錐体の大脳面上の三叉神経圧痕内に位置する。この神経節の凹縁は後方の知覚性根に向かい、凸縁は前方を向く。この凸縁から3本の主要な枝が出る:眼神経Nervus ophthalmicus、上顎神経Nervus maxillaris、下顎神経Nervus mandibularisである。下顎神経には運動性根のすべてが移行する。また、下顎神経は多くの知覚性線維も含み、3枝の中で最も太い。