0441 (弓状線より上部：腹壁の断面図)
J0441 (弓状線より上部：腹壁の断面図)
（W.Brauneによる）
この画像は「弓状線より上部：腹壁の断面図」を示しています。W. Brauneによる解剖学的図で、腹壁の横断面の構造を詳細に表しています。
図中には以下の構造が番号付けされています：
- 01. 白線（Linea alba）：腹部正中線上にある線維性の構造で、腹直筋を左右に分ける役割があります。
- 02. 腹直筋（Rectus abdominis muscle）：腹部前面の縦走する筋肉で、胸骨下部から恥骨上部へと伸びています。
- 03. 腹横筋（Transversus abdominis muscle）：腹壁の最深層にある筋肉で、横方向に走行しています。
- 04. 横筋筋膜（Transversalis fascia）：腹横筋の内側（深層）を覆う筋膜です。
- 05. 内腹斜筋（Internal oblique muscle）：腹壁の中間層にある筋肉で、斜め上方向に走行しています。
- 06. 外腹斜筋（External oblique muscle）：腹壁の最表層の筋肉で、斜め下方向に走行しています。
- 07. 皮膚（Skin）：最外層を形成する組織です。
この図は、弓状線（腹直筋鞘の構造が変化する解剖学的ランドマーク）よりも上部での腹壁の層構造を示しており、医学教育や解剖学的理解に重要な資料です。
アノテーション
01
A04_0285（白線）Linea alba →Linea alba【白線】Linea alba (A04_5_01_022)