0447 (男性の右側の鼡径管の背側壁:背側図)

J0447 (男性の右側の鼡径管の背側壁:背側図)
この画像は「男性の右側の鼡径管の背側壁:背側図」を示しています。鼡径管とは腹部から陰嚢へと続く管状の通路で、男性では精管や精巣動静脈などが通過します。
主な解剖学的構造:
- 弓状線(腹直筋鞘の)(01):腹直筋鞘の後壁が終わる線です
- 白線(02):腹直筋の内側縁を連結する結合組織の帯です
- 腹直筋(03):腹部前壁の主要な筋肉です
- 窩間筋(04):鼡径管周辺の小さな筋肉構造です
- 鼡径鎌/結合腱(05):内腹斜筋と腹横筋の腱膜が合わさった構造です
- 白線補束(06):白線の後方への付着部です
- 下腹壁動脈(07)と下腹壁静脈(08):鼡径部の主要な血管です
- 窩間靱帯(09):ヘッセルバッハ靱帯とも呼ばれる靱帯です
- 腹横筋(10):腹壁の最深層の筋肉です
- 精巣動脈(11)と精管(12):精巣への血液供給と精子の通路です
- 大腿動脈(13)と大腿静脈(14):下肢への主要な血管です
- 腸腰筋(15):股関節の屈曲に関わる強力な筋肉です
- 鼡径靱帯(16):腹部と大腿部の境界となる靱帯です
- 大腿輪(17):大腿ヘルニアの出口となりうる開口部です
- 裂孔靱帯(18):ギンベルナート靱帯とも呼ばれる構造です