長頭(大腿二頭筋の)Caput longum (Musculus biceps femoris)

J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)

J0503 (右大腿の筋:背面からの図)

J0504 (右側の臀部の筋(第2層):背面図)

J0505 (右大腿の筋:背面図)

J0506 (右大腿の筋:背面図)

J0508 (右膝の筋:腓側からの図)

J0629 (右大腿の深部静脈:背面図)

J0955 (右側の腰仙骨神経叢:図解)

J0962 (右の臀部の深部神経:後方からの図)

J0963 (右大腿の神経:後方からの図)
解剖学的特徴
大腿二頭筋長頭は、ハムストリングス(膝屈筋群)を構成する主要な筋の一つであり、大腿後面の外側に位置する二関節筋である (Standring, 2015; Moore et al., 2018)。
起始部の詳細
- 坐骨結節の後面外側部から起始する
- 半腱様筋と共通腱を形成し、強固な結合組織により坐骨結節に付着
- 起始腱は約5-8cmの長さを有し、筋腹への移行部は個人差がある (Tubbs et al., 2016)
- 坐骨結節滑液包が腱と坐骨結節の間に介在し、摩擦を軽減
筋腹の走行
- 骨盤後面から大腿後面を斜め外側下方に下行
- 筋腹は紡錘状で、大腿中央部で最も太い
- 大腿遠位1/3で腱性に移行し、膝窩の外側縁を形成
- 短頭と合流して共通停止腱を形成するが、長頭の線維が主体となる
- 筋膜により半膜様筋・半腱様筋と区画され、独立した筋区画を形成
停止部の詳細
- 主停止:腓骨頭の外側面に強固に付着
- 副停止:
- 脛骨外側顆の後外側面
- 下腿筋膜(特に下腿後外側部)