小殿筋
小殿筋は、殿部にある重要な筋肉で、以下のような特徴があります:
- 殿筋群の最深層(第3層)を形成し、中殿筋に完全に覆われています。
- 起始:腸骨翼外面の前殿筋線と下殿筋線の間
- 停止:大転子の前部
- 機能:
- 股関節の内旋
- 歩行や片足立ち時の骨盤支持
- 中殿筋と協力して骨盤の安定化—遊脚側への傾きを防ぎ、支持脚側への傾斜を促進
- 神経支配:上殿神経(浅層面から)
小殿筋は、中殿筋や大殿筋とともに殿筋群を構成し、立ち上がりや歩行時に重要な役割を果たします。
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0237 (右大腿骨、近位端、筋の起こる所と着く所:後内側からの図)
J0238 (右大腿骨、近位端、筋の起こる所と着く所:前外側からの図)
J0239 (右大腿骨と筋の起こる所と着く所:前方からの図)
J0499 (右大腿の筋:腹側図)
J0505 (右大腿の筋:背面図)