大腰筋 Musculus psoas major

J0433 (横隔膜:腹腔からの図)

J0434 (横隔膜:腰部、腹腔からの図)

J0452 (腰部の筋:横断図)

J0490 (腰部の筋:腹側図)

J0491 (右の鼡径部の筋膜:腹側からの図)

J0764 (後腹壁にある男性の泌尿器:前方からの図)

J0767 (右腎:後方からの図)

J0955 (右側の腰仙骨神経叢:図解)

J0956 (腰仙骨神経叢:前方からの図)

J0957 (右大腿の筋神経:正面からの図)

J0958 (右大腿の神経:前面からの図)

J0959 (右大腿の皮神経:前面からの図)

J0961 (右側の骨盤の神経:左方からの図)
大腰筋は腰部から骨盤、大腿にかけて伸びる解剖学的に重要な筋肉で、体幹と下肢をつなぐ重要な役割を担っています。
解剖学的特徴
起始:
- 浅頭(superficial part):第12胸椎(T12)から第4腰椎(L4)の椎体側面および椎間円板から起始します。
- 深頭(deep part):全ての腰椎の肋骨突起(横突起)から起始し、より後外側に位置します。
走行: 腰椎の前外側を下行し、腸骨筋と合流して腸腰筋(iliopsoas)を形成します。
停止: 大腿骨の小転子(lesser trochanter)に停止します。
神経支配: 腰神経叢の枝(L1-L3)から直接分枝が入ります。両頭の間には腰神経叢の枝(大腿神経、外側大腿皮神経など)が通過する重要な空間があります。
血液供給: 腰動脈、腸腰動脈からの分枝により栄養されます。
機能
- 股関節の屈曲: 大腿を体幹に近づける主動作を担います。
- 股関節の外旋: 大腿を外側に回旋させる作用があります。
- 腰椎の前弯: 両側が同時に収縮すると腰椎の前弯を増強します。
- 側屈: 片側が収縮すると同側への側屈を生じます。
臨床的意義
- 腰痛症: 過度の緊張は腰椎への過度の圧迫を引き起こし、腰痛の原因となります。
- 腸腰筋症候群: 炎症や過緊張により股関節屈曲拘縮や疼痛を引き起こします。
- 姿勢への影響: 短縮すると骨盤の前傾と腰椎前弯の増強を引き起こし、姿勢不良の原因となります。