上腕三頭筋の内側頭
上腕三頭筋の内側頭は、上腕三頭筋の3つの頭の1つです。以下がその特徴です:
- 起始:上腕骨の後面、橈骨神経溝の内側遠位、および両側間中隔(特に内側)から発生します。
- 別名:深頭(Caput profundum)、尺側頭(Caput ulnare)とも呼ばれます。
- 位置:上腕三頭筋の3つの頭(長頭、外側頭、内側頭)のうち、最も深部に位置します。
- 機能:他の頭と協力して、主に肘関節の伸展を担当します。特に、軽い伸展時には内側頭が主に働きます。
- 神経支配:橈骨神経(C5、C7、C8)により支配されます。
この筋肉は、上腕三頭筋全体の一部として、上腕の後面の筋肉量の大部分を占め、上腕の輪郭形成に重要な役割を果たしています。
J0176 (右上腕骨と筋の起こる所と着く所:後方からの図)
J0462 (右脇の下の筋:尾側図)
J0470 (右上腕の筋(深層):背面図)
J0471 (右前腕の筋:前面からの図)
J0472 (右前腕の筋:手掌側からの図)
J0474 (右前腕の筋(第3層):掌側図)