外側半月
外側半月は、膝関節の重要な構造であり、以下のような特徴を持ちます:
- ほぼ環状の形状を呈しています
- 付着部が互いに近接し、幅がほぼ一定です
- 内側半月と比較して可動性が大きいです
- 前方端は脛骨の前顆間区に、後方端は後顆間区に付着しています
- 後方端から小線維束が伸び、後十字靱帯に沿って大腿骨の内側顆まで達することがあります
外側半月の辺縁部は、膝関節の外側側副靱帯から膝窩筋腱によって隔てられています。そのため、外側半月の基部は機械的力に対する安定性が比較的低く、注意を要します。
J0247 (右の脛骨と腓骨:上方からの図)
J0335 (右の膝関節と脛骨:上方からの図)
J0337 (右の膝関節:前方からの図)
J0338 (右膝関節:前方からの図)
J0339 (右膝関節:後方からの図)
J0342 (右膝関節:大腿骨の外側顆を通る矢状断、側面からの正中矢状面)