中手骨
中手骨は以下のような特徴を持つ骨です:
- 手根骨の遠位側に位置する5本の細長い管状骨です。
- 第1中手骨が最も短く太く、第2中手骨が最も長く、第3、第4、第5中手骨の順に短くなります。
- 頭、体、底の3つの部分から構成されています。
- 底は中手骨の近位端で太く、手根骨と関節面を形成しています。
- 体は後面に向かってゆるやかに湾曲しており、底および頭よりも細くなっています。
- 頭は丸く大きく、基節骨底と接する関節面があります。
中手骨は手の構造と機能において重要な役割を果たしており、手首の骨(手根骨)と指の骨(指骨)をつなぐ役割を担っています。
J0201 (右手の手根骨と隣接する骨、掌側からの横並びに引き伸ばされた図)
J0202 (右の第三指の中手骨と指節:手の背面からの図)
J0203 (右の手骨:手掌側からの図)
J0204 (右の手骨:手の背側からの図)
J0320 (右手の関節、手根を回外位とし、掌側からの図)