0203 (右の手骨:手掌側からの図)

J0203 (右の手骨:手掌側からの図)
この図は「右手の手骨(手掌側)」の骨標本です。番号は主要な骨や部位を示しています。要点と対応一覧です
手の骨の全体像
- 手根骨(手首の小骨8個)が近位列と遠位列に並び、その先に中手骨5本、さらに各指の指節骨(基節・中節・末節)が続きます。
- 手掌側から見ているため、豆状骨や有鈎骨の鉤など、手掌側特有の突起が強調されます。
番号の対応
- 00 手骨全体(Ossa manus)
- 01 手根(Carpus)…手首を構成する小骨の集まり
- 02 舟状骨(Scaphoid)
- 03 有頭骨(Capitate)
- 04 大菱形骨(Trapezium)
- 05 小菱形骨(Trapezoid)
- 06 種子骨(Sesamoid bones)…母指のMP関節掌側などにある小さな骨
- 07 第2中手骨(Second metacarpal)…示指の中手骨
- 07a 中手骨 I–V(Metacarpals)…5本の総称
- 08 基節骨(Proximal phalanx)…各指の付け根側の骨
- 09 中節骨(Middle phalanx)…母指以外の中間の骨
- 10 末節骨(Distal phalanx)…指先の骨