有頭骨 Os capitatum
有頭骨は手根骨8個のうち最大の骨で、手根骨中央列の中心に位置する重要な骨です(Gilula & Weeks, 1978)。その名称は上端の球状の頭部に由来します。

J0185 (舟状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0186 (月状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0187 (三角骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0188 (豆状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0189 (大菱形骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0190 (小菱形骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0191 (有頭骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0192 (有鈎骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))

J0193 (舟状骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0194 (月状骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0195 (豆状骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0196 (三角骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0197 (大菱形骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0198 (小菱形骨 (手の背側からの単一の右手根骨))
J0199 (有頭骨(手の背側からの単一の右手根骨))
J0200 (有鈎骨(手の背側からの単一の右手根骨))

J0201 (右手の手根骨と隣接する骨、掌側からの横並びに引き伸ばされた図)

J0203 (右の手骨:手掌側からの図)

J0204 (右の手骨:手の背側からの図)

J0320 (右手の関節、手根を回外位とし、掌側からの図)

J0321 (右手の関節:手根を回外位とし、手の甲からの図)

J0322 (右手の関節:手根を回外位とし、手の甲に平行に切断して関節腔を示した図)
解剖学的特徴
位置と全体構造
- 手根骨の遠位列に属し、小菱形骨と有鈎骨の間に位置します(Standring, 2020)。
- 近位列の舟状骨および月状骨と、遠位の第2・第3中手骨との間で荷重伝達の中心的役割を果たします(Viegas et al., 1993)。
有頭骨頭(Caput ossis capitati)
- 上端(近位端)に位置する半球状の大きな関節面です。
- 主に月状骨の遠位面と関節を形成し、一部は舟状骨とも接します(Berger, 1996)。
- 手根中央関節(正中手根関節)の重要な構成要素となります。
体部(Corpus)
- 頭部と基部の間の部分で、四角柱状の形態を呈します。
- 外側面は小菱形骨と、内側面は有鈎骨と関節面を形成します。
- 掌側面は粗面で、靱帯や関節包が付着します。
- 背側面は比較的平坦で広く、同様に靱帯付着部となります。
基部(下端・遠位端)
- 稜線によって2つの関節面に分けられた三角形の関節面を持ちます。
- 主要部分は第3中手骨底と手根中手関節を形成します。
- 外側部は第2中手骨底と、内側縁は第4中手骨底と関節します。