0200 (有鈎骨(手の背側からの単一の右手根骨))
(図J0185 (舟状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))-J0200 (有鈎骨(手の背側からの単一の右手根骨))では、硝子軟骨で覆われた関節面が青く染められています。)

J0200 (有鈎骨(手の背側からの単一の右手根骨))
(図J0185 (舟状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))-J0200 (有鈎骨(手の背側からの単一の右手根骨))では、硝子軟骨で覆われた関節面が青く染められています。)
この図の見方とポイントを短くまとめます。図は「右手」の手根骨を背側(手の甲側)からみた配置で、青く塗られている部分は硝子軟骨で覆われた関節面(他の骨と接する面)を示します。
番号と名称
- 01 三角骨(さんかくこつ)Triquetrum
- 02 豆状骨(とうじょうこつ)Pisiform
- 03 有鈎骨(ゆうこうこつ)Hamate
- 04 有鈎骨鈎(ゆうこうこつこう)Hook of hamate
- 05 月状骨(げっじょうこつ)Lunate
- 06 舟状骨(しゅうじょうこつ)Scaphoid
- 07 大菱形骨(だいりょうけいこつ)Trapezium
- 08 小菱形骨(しょうりょうけいこつ)Trapezoid
- 09 有頭骨(ゆうとうこつ)Capitate
配置の基本
- 近位列(前腕の骨に近い列): 舟状骨 06、月状骨 05、三角骨 01、豆状骨 02
- 遠位列(中手骨に近い列): 大菱形骨 07、小菱形骨 08、有頭骨 09、有鈎骨 03(+その突起が04)
- 橈側(親指側)→尺側(小指側)の順に並びます。舟状骨は橈側の要石で、月状骨とともに橈骨と手根中央列の運動を仲介します。豆状骨は三角骨の掌側に載る小さな種子骨です。