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目次(I.骨格系)
肋骨の基本構造
- 胸部には12対の胸肋骨があり、上位7対は胸骨肋、下位5対は弓肋に分類される
- 各肋骨は骨質部分(肋硬骨)と軟骨部分(肋軟骨)からなる
- 肋骨には面の弯曲、ねじれ、稜線の湾曲という3種類の弯曲がみられる
胸骨の構造
- 胸骨は胸骨柄、胸骨体、剣状突起の3部分で構成され、胸郭の前方中央に位置する
- 胸骨柄と胸骨体の接合部では胸骨角を形成し、中年期までは線維軟骨による結合が保たれる
胸郭の特徴
- 胸郭は12個の胸椎、12対の胸肋骨とその肋軟骨、胸骨、および靱帯群により構成される
- 胸郭の形態には性差がみられ、女性の胸郭は男性に比べて相対的に細く、低い
- 年齢による変化が著しく、新生児期の胎児性形態から老年期の老人性形態まで、形状が大きく変化する
α) 肋骨 Costae, Rippen
β) 胸骨 Sternum, Brustbein
胸郭 Thorax, Brustkorb
全体としての骨性脊柱 Die knöcherne Wirbelsäule als Ganzes
脊柱の様々な角度からの観察 Betrachtung der Wirbelsäule aus verschiedenen Blickwinkeln
脊柱と胸郭の変異 Variationen der Wirbelsäule und des Brustkorbs